最近「人は歳を重ねるほどに時間の進み方を早く感じるようになる」という言葉を聞きました。ソワソワ年度替わりのせいなのでしょうか…ちょっぴり時間と言う概念に敏感になっているかも。とにかく忙しかった3月の重たい荷物を降ろして、4月は新鮮な気持ちで迎えようと決めていたので、今日は思い切って今まで手放せずにいた使わないものを処分。ゴミを抱えて庭の物置へ行こうと外へ出たら、いつの間にか塀の内側にあった雪山がなくなり、土の中からクロッカスと水仙が芽吹いてました。とはいえまだ寒くて暖房の前から離れられないけれど、先日の雨のおかげで外はすっかり春らしくなりました。ようやく北海道にも待ち遠しかった春がやってきました。モノクロの世界から色彩豊かな世界へ季節の移り変わりを感じる季節です。

昨年は植物観察の機会が取れずできなかった事もあり、今年は観察と記録に時間かけながら改めて原点に戻る気持ちで制作を中心(対面販売や委託販売もいたします)に活動していく予定です。それが、あっという間に時間が過ぎたように感じたとしても納得のいく必要な結果に繋がるような気がします。時間の感覚の物差しは人それぞれの考え方のように思うのです。

先日、玄関で冬越しした「ヒメウツギ」が咲きました。(カメラを構えるとだいたい猫が来る)